FIGは、映像・ITシステム開発のケイティーエスを株式交換で子会社化することを決定した。ケイティーエスは、ホテル業界向けのマルチメディアシステムや監視カメラ、リネンシステムなどを手がけ、全国約8万室に導入実績がある。FIGは、既存の商用車を中心とした車載市場に加え、ホテル分野を取り込み、顧客基盤の拡大とサブスクリプション型ビジネスの強化を目指す。株式交換比率はFIG1:ケイティーエス119で、交換予定日は2019年10月31日。M&Aアドバイザーとしては、FIGの戦略に合致する買収であり、今後の成長に期待できると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。